Mathematics reveals its secrets only to those who approach it with pure love, for its own beauty.
数学は、純粋な数学に対する愛をもって接する人にだけ、その奥義を明らかにする。
Archimedes
今日も朝から学校へ。
カウンターパートの授業を見ることに。あれ?いつから僕は授業ができるのかな?
安定の20分授業。
書くだけ書いて、説明をドバーッとして。
それで職員室に帰るスタンス。
問題を解いた生徒たちが次々にノートを提出しに来て、
全員分が集まったところで
カウンターパート
「とーる!点検しといて」
相変わらずカウンターパートが働かな過ぎて笑っちゃうよね、ホント。
今日だけで100冊近いノート点検しましたよ、ホント。
まず、黒板に書いてる先生の字が雑すぎて
多くの生徒が問題の数字を間違えてるという始末。
すこぶる手こずりました。泣きそう。
さてさて、そんなこんなで半泣き状態でお昼を迎えたわけですが
急に数学の先生が僕に
「とーる、そろそろ授業する気になったか?」
って。
しかもね、しかもね、、
テレビ観ながらだよ。
(このテレビの前に立っている先生が数学の先生です)
完全に
ノールックパス
出されて戸惑ってしまいました。
言い方ってあると思うんですよ。
なんだか、喧嘩腰な感じがして。
そういう言われ方にめちゃくちゃ腹立ててしまったよ、ホント。
だからね、
「いつでもかかってこいですわ!」
的なこと、言ってやりましたよ。笑
そしたらね、
「じゃあ来週からお願いね。2年生全部。」
ってなって、、、
いやいや待て待て。
それはつまり6クラスを一人で見ろということかな?
確かに前から2年生を希望してましたけど。
他の学年は二人で手分けしているではないか。なぜなんだ?
という心の声を抑えながら
(たぶん、いや完全に、顔はキレてました笑)
承諾することに。
と、いうことで
早速クラスの時間割をチェックしてみることに。
これは青い部分が授業を表していて
緑の部分が何も授業が入っていない謎の時間を表しています。
タンザニアに来て驚いたこと。
- 1日9時間も授業がある
- 1コマ40分になっていて、基本的には2コマを連続して授業する
- なぜか空白の時間がある
写真をご覧の通り、2年生の授業だけでもバッティングしまくっていて
どう考えても一人では授業に行けなそうな気が、、、。
そこでこの時間割を作った先生に相談してみることに。
すると、
「え、そういうときは合同でやるとか、行ったり来たりするとか。」
なるほどねー
そういう考え方があるのかー
って、
全く納得できないよ、ホント笑
これ以上交渉しても意味がなさそうだったので、勝手に謎の空きコマのところにバッティングしている授業を上手く組み込んでみることにしました。
赤字が自分で組んでみた僕の時間割です。
どうしてもバッティングしてしまうクラスもあるけれど。
それは仕方なし、ということで。
あとは上手くやってくしかないな
それは僕の力量が試されているのかな
と、一人で勝手に解釈しております。
とは言え、
みなさんお気づきだろうか?
1週間で39時間分の授業に対して
僕が受け持つのは33時間分です。
もはやパニック。
こりゃブラック企業ですわ笑
でもね、僕やっぱり授業が好きなんです。
数学教えてる時間がたまらなく好きなんです。
そもそも数学が好きなんです。
冒頭で紹介した通り、
アルキメデスさんも仰ってくれていますし。
授業は多いかもしれないけれど
純粋に数学が好きだ
という姿勢で、これからの教員生活を突っ走って行こうと思います。
せっかくだから
全学年の数学の授業を整理してみたよ。
ちょっと間違えちゃったところもあるけど。
あのね、、、
驚愕の事実が判明したよ。
水曜の4.5時間目。
7クラス同時に数学の授業があるよ。
でもね、、、
数学の先生が6人しかいない
っていう。
僕を入れて、ね。笑
明らかに足りてないやん。
それでも働かせるんかー!
働き方改革って何?
ってなったよ、タンザニアで。
また明日。