僕がここにいる理由

何度もブログに書いてきましたけど、

タンザニアに来てから

果たして僕は必要なのか?

って考えてしまうことばっかりあります。

別に僕がいなくても、村の人たちは幸せそうだし

僕がいたからといって、村が劇的に変わったわけではありませんし。

 

ボランティアってなんなん?

って思うことばっかりです。

だって、めちゃくちゃ偉そうですよね、

おれボランティアしてる!なんて。

別に村の人たち困ってないですし。

 

 

 

 

最近、日本で働いていた頃の教え子から連絡がきました。

こうして日本にいる人とアフリカにいる僕とで連絡が取れる時代に、本当に感謝しなくては、と思うばかりです。

 

連絡をくれたその子は、最近子どもができたのだとか。

子どもが産まれたら先生のところに行こうと思って

という連絡でした。え、感動。

 

その子から、、

 

 

先生、いつ戻ってくるの?

ラザニアにいるんだよね?

 

って。

 

そうきたか、、、。

 


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ラザニアあるいはラザニエは、イタリアのカンパニア州ナポリの名物である、平たい板状のパスタの一種、またはそれを用いたパスタ料理。 イタリア語の発音ではラザーニャやラザーニェに近い。 料理の場合は、イタリア語で「オーブンで焼き上げたラザニア」を意味するラザーニャ・アル・フォルノ と呼ぶこともある。 

 

Wikipedia参照

 

先日、日本に帰ったときも

カンボジアにいるんだっけ?

とは、よく間違えられましたけれど

 

ラザニア

って、、、。笑

 

 

 

僕たちが所属している青年海外協力隊という組織には、大きく分けて3つの柱があります。

  1. 開発途上国の経済・社会の発展、復興への寄与
  2. 異文化社会における相互理解の深化と共生
  3. ボランティア経験の社会還元

 

言葉は少し難しいかもしれませんが。

 

僕は、3つ目にある社会還元というものの素晴らしさと可能性を、タンザニアに来てからすごく意識するようになりました。

もちろん、自分が教師だからということもあるのかもしれませんが。

それは、職場復帰することで、僕の経験を伝えられる場所が用意されているということ。

ありかたい環境に自分の身を置けています。

 

 

こうしてブログをマメに書きながらも

日々感じることはたくさんあって

外国人として生活していると

日本にいては決して経験できないことの連続で。複雑な感情にもなったりするし。

 

 

日本に帰ってから

子どもたちに、高校生に、

写真や動画を見せたり、自分の体験を紹介するだけでも、

アフリカを身近に感じる

ことにつながると信じています。

  • 興味を持ってくれたり
  • 少しアフリカのこと勉強してみたり
  • 実際に行ってみたり

そんな子が一人でも多くうまれてくれたら、そんな嬉しいことはありません。

 

 

 

でも、それは教師としての僕のエゴでしかなくて。

 

 

 

ひょっとしたら

 

海外なんて興味ないし、先生(僕)の話も別にどうでもよくね?

だって、おれ、日本人だし。

日本から海外に出る気ないし。

 

そう思う子もいると思うんです。

 

でもそれって、

  • 日本のこと知る機会になったり
  • 日本人の自分ってどんな存在なのかなーなんて考えるきっかけになったり
  • 海外に出たくないっていう感情に芽生えさせたり

いろんなメリットあると思うんですよね。

 

それこそが、まさに社会還元なのではないか、と。

 

僕という存在が社会還元

になるなんて、ちょっと大げさですけど。

そう感じたりもしているわけです。

 

もちろん、せっかくタンザニアで働いてますから。

こっちでも

子どものために何かできること

少しでも学力つけるお手伝い

どんどんしていきたいと思っています。

 

 

 

連絡をくれた教え子も、

タンザニアってめちゃくちゃ遠いね。

なんて調べてくれてたみたいですから。

それだけでも嬉しいものです。

 

 

 

 

 

なんか、カッコつけてしまったけれど、、、

 

 

そもそもさ、

 

みんな、社会還元してる

よね。

誰一人欠けても、今のこの世界は存在しませんから。

 

別に、

 

僕が青年海外協力隊として

海外でボランティア活動してるから

 

とか、そんなことは関係ないし、どうでもよくて。

 

 

みんな違ってみんないい。

みんないるから世界はまわる。

みんながいるだけでそれこそが社会還元。

 

 

 

謎の名言が飛び出したよ、マングラで。

 

 

 

自分で書いてて恥ずかし。

 

また明日。