贅沢なリキゾ
今日は事務所に行きました。
JICAタンザニア事務所。
と、言うのも、僕
部長になりました。
以前ブログにも書いた、タンザニア教育研究部会という部会のリーダーです。
事務所に部会の過去の資料がありまして、今日はそれを読みに行きました。
(ちなみに、今回はるばるマングラ村からダルエスサラームという大都市に上がってきたのは、これが理由です。)
ビックリしたのは、
歴史は繰り返す
ってことです。
このタンザニア教育研究部会は、30年以上前からできている、青年海外協力隊員の自主的な組織なわけで。
教育分野の要請に対して、現地で活動している人たちで構成されてきたわけで。
昔も今も、
- それぞれ隊員が抱えてる悩み
- やりたい活動
- 教育現場レベルで感じている問題点
は、ほとんど変わっていない
ということが良く分かりました。
というのも、
過去に行われた部会の活動記録が機関紙という形でしっかりと残っていたので、それを一読しただけですごく勉強になったし、この前行われた部会と同じこと話し合ってるじゃん!という発見にもつながりました。
前回の部会で、
- 参考書作れたら良いね
- シラバスのこともっと知りたいよね
- ナショナルテストの分析できたらね
とか、僕らみんなで盛り上がったわけで。
なんなら、
これからどうやってそれを実行していくか
というところまで、ある程度話し合って決めたわけですが、、、
全部、過去の先輩がやってた
ことだらけだったんです。
全て、部会で保管しているデータの中に入っていました。
それも、かなり充実した内容で、作り込まれているものばかりが、その中にたくさんあったわけです。
だから、改めて言います。
歴史は繰り返す
わけです。
危うく、このデータに気付いていなかったら
また1から色々と資料を作るところでした。
それはあまりにも無謀だし、時間の無駄ですから。
だからこそ、思うんです。
引き継ぎってめちゃくちゃ大事
なんですね、どの世界においても。
そして、あえて言わせてください。
歴史は繰り返されてはいけない
と、僕は今日強く思ったわけです。
特に、このようなケースは
過去の先輩たちが、きっと僕ら後輩のためにデータという形で残してくれたわけですから
先輩たちが
せっかく頑丈な橋を組み立ててくれたのに
僕たちは
その橋が保管されている場所、組み立てたときの工程表や取扱説明書など、その存在に気付かずにまた新しい橋を作ってしまう
ことと同じわけです。
いや、頑丈な橋があるならまずはそれを架けようやー!
ってところからスタートすれば、それってまさに、建設的かつ持続的な活動になるのではないでしょうか?
いやいや、そうは言っても、そんなところに橋があるなんて知らなかったよ!
なんて言う人、たまにいますけど。
それは、
あまりにも受け身過ぎないかな
と思ってしまったわけです。
先輩たちの偉大さに気付かされ、
改めて自分のこれからの活動のモチベーションにも繋がりました。
今日の夕飯。
あれ?ここ、タンザニア?
って、ぐらいの贅沢をしちゃったよ。
ものすごく高かったよ。
村で3週間生活できるぐらいの金額を支払ったよ。
たぶんね、こんな高価なお店は日本だったら行けないよ。
日本より物価の安いタンザニアだからこそ
味わえる体験なんだよ、きっと。
そういうことも含めて、
異文化理解なんだな、と思うわけだよ。
え?贅沢したいだけじゃないの?
ってツッコまないでね。笑
異文化理解。
肌で感じ高級感の違い。
そんなわけで、
タンザニアに来てから初めてステーキとティラミスを食べたよ、ダルエスサラームで。
また明日。