大雨なリキゾ
残念ながら写真がありませんが。
今日は朝からずーっと雨。
思えばタンザニアに来てからの4ヶ月、一日中雨だった日はなかったような気がします。でも、今日の天気はいつものそれとは違って。お昼を過ぎてもずーっと降ってました。
大雨の中、ホテルから外の景色を眺めながら歩くタンザニア人を観察していると、あることを不思議に思うようになりました。
と、言うより
この疑問は、以前僕が大学生だったときも考えたことのある話なんですが。
それは、
日本人、傘さしがちじゃね?
ってことです。
タンザニア人、ほとんど傘さしてなかったので、ビックリしました。
僕は昔から映画を観るのが好きなんですが、洋画なんて観てると、傘も持たずに雨の中を歩くシーンがやたらと出てきます。
むしろ、あまり傘をさしてるシーンに出くわしたりしません。
偏見かもしれないけれど。
そこで、ちょっと調べてみたりして。
すると、やっぱり同じことを考えてる人がいたんですね。
僕が調べたウェブページには、
アメリカ人は面倒だから傘をささない
という結論が書かれておりました。
かなり極端な話かもしれませんが、実際にアメリカ人に聞いてみたところ、そのような回答が一番多かったらしいのです。
ならば、と思って
僕も道行くタンザニア人に聞いてみました。
タンザニア人1
「傘なんて買ったことないよ」
タンザニア人2
「お金持ちしか傘は買わないんだ」
タンザニア人3
「どうせすぐ止むから」
タンザニア人4
「別に濡れても平気だから」
こんな感じです。
もっとたくさんの人に聞きたくなりました。
またいろんな人に聞いてみることにします。
たぶん、気候の違いなどの理由はかなり国の差がある気がします。いっぺん濡れてしまうと日本ではなかなか乾かないようなイメージが勝手に僕の中にはありますし。
でも、
美意識
っていう考え方すると、これって本当に面白いと思うんです。
「濡れ鼠(ぬれねずみ)」という言葉がありますが、ずぶ濡れになって髪の毛や洋服からポタポタ水が落ちているといった光景は、あまり美しいものではありません。
さらに、
傘の花が咲くと聞いたこと、みなさんはありませんか?
雨でどんよりとした天気でも、そこに色とりどりの傘が開けば、重苦しい景色もなんだかほんの少しだけその中に美しさを感じることができるというのは、
日本人独特の感性なのかな
なんて思ったりもします。
雨の日に、渋谷のスクランブル交差点を見下ろしてみると、まさに交差点に花が咲いたような景色になるのを見たことがあります。
もしかすると、こうした独特の美意識があるのかもしれません。
それだけじゃなくて、雨に濡れることに抵抗を感じるかどうか、とか
傘をさしたりあらかじめ持って出かけることを面倒だと思うかどうか、とか
外国人とは多少なりとも違った感じ方や認識を持っているのかもしれません。
今は、ダルエスサラームという都会に来ているよ。
オシャレなお店ばっかりあるよ。
不意にお店にあったこの写真を見て、
あれ、どこかで見た覚えが景色だなー
なんて思っていたら、、、
この前、みんなで登った山やんけー!!!
って気づいたよ。
Udzungwa
ウディズングワ
っていう山だよ。
いや、読みにくすぎる、まじで。
素敵なお店に掛かっているオシャレな写真が撮られた場所に自分が行ったことあるって
なんだかちょっと鼻が高くなるよ、タンザニアで。
また明日。