We may have too many things.

我々は多くの物を持ち過ぎなのかもしれない。

Lee Segel

 

マングラ村に帰ってきました。

 

帰りはバスに乗ること9時間で到着。

行きが10時間だったからすごく早く感じました。

 


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運転席のヘッドレスト、意味なくね?

なんでそっち側に折れちゃったんだろ?笑

 


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え、漢字のポロシャツ着てるやん!

なんで銀座って書いてあるんだろ?笑

 

 

 

帰って来て、近所のみなさんがたくさーん

声をかけてくれました。

 

とーる、どこ行ってたんだ?

最近いなかったから心配してたぞ!

 

 

なんでこんなに優しいんだろ?

 

あれ、涙が出てきたよ。

恥ずかしながら、泣いちゃいました。

 

村人の笑顔があったかくて。

挨拶交わしただけなのに、なんだか優しさに包まれたような感覚になって。

 

村に帰ってくると、改めてダルエスサラームという都市が都会だったことに気付かされます。

モノは手に入るし、生活にも不便ないし。

 

でも、それ以上に

村の良さに気づくことができました。

 

 

やっぱりモノが多いって僕には向いてないな。欲張りになる自分が嫌になる。

 

 

 

電波もないし、お湯も出ないし、たまに停電もするし、冷蔵庫もないし、モノだってすぐに手に入るわけじゃないけれど、、、

 

それでも、ここにいると、

心が満たされているのを感じます。欲張りになる自分がいないから。

 

 

 

昨日のブログにも書きましたが、

昨日の夜、先輩たちとお話させてもらって

みなさん本当に充実した顔してて。

キラキラしてて。

 

でもそれはきっと、

今までたくさん苦労したからなんだろうな、

って。

今までたくさん悩んだからなんだろうな、

って。

 

 

光と影。

 

ヨハネフェルメールという画家は、光を描くことに長けていたと評価されます。

 

ある時、

なんでそんなに光を上手く描けるのか?

と聞かれて、フェルメールは、

 

影がなければ光らない

 

と、答えます。

 

 

昨日の先輩たちを見ていて、まさにそのことを思い出しました。

 

たくさん悩んで、たくさんもがいて、先輩たちみたいに良い顔して活動できるようになりたいな。

 

 

 

 

 

カウンターパートからメールがきたよ。

 

とーる、帰って来たか?無事に着いたか?

ところで、

お土産は何を買ってきたんだ?

チョコレートは買ったのか?

 

心配してメールくれたのか、

なんて優しいんだろ、

って、ちょっとでも感動した自分が惨めになったよ。

相変わらずだな、カウンターパート。

もちろん、お土産なんて買ってないよ。

 

だから、とりあえず

メールはシカトするよ、タンザニアで。

 

また明日。