The important thing is not to stop questioning.
大切なのは疑問を持ちつづけることだ。
Albert Einstein
「タンザニアでは、手でモノを食べたりしないよ。」
アフリカに行ったことのある友達から聞いたことがあります。
今日のランチです。
あれ?
フォークもスプーンもないよ。
はい、こっちに来てから12日目にして
初めて手で食べました。
ところで、
なぜ、手で食べるという文化があるのでしょうか?
注文したプレートが出てきてスプーンもフォークもついてなかったから、
思わずお店の人に、
「スプーンかフォークはないですか?」
って聞いたら、僕の横にいたお客さんに
いや、むしろ、
なんで、手で食べずに箸を使うの?日本人。
って言われました。
そんなこと考えたこともなかったな。
この黒人さんたちは大学生です。
今通ってる語学学校に講師として僕たちのサポートをしに来てくれています。
彼ら、英語がペラペラなんですよ。
だから、聞いたんです。
「なんで、そんなに英語がペラペラなの?」
そしたら、
「大学生はみんな英語が堪能にしゃべれるよ。日本人はどうなの?」
って言われてしまいました。
日本人は大学出ても
英語しゃべれない人いるよ
何を隠そう、僕がそうですから。
確かに、
日本はどれを基準に切り取っても
豊かさのレベルは高いのかもしれません。
それ故に、
アンケートを取っても、母国語のみしか話せない、と答える人が全体の80%以上いるというのに、(google調べ)
このことが大きな問題として取り上げられたことはあまりありません。
何らかの対策をこれまでしてきたとも言えないと感じています。
いや、正確に言えば、
- 問題として取り上げていても、現場レベルで問題解決ができていない。
- また、そのような対策や教育プログラムが導入されているにも関わらず、根本的な成果があらわれていない。
と言ったほうが良いのかもしれません。
なんて、書き出したらきりがなさそう。
教育って難しいですね。
きっと、
スプーンとフォークも
そこにあってもそれを使いこなせる能力があって初めて意味を持つわけで。
英語とスワヒリ語も
その言葉をツールとして人と人を繋ぐことができるきっかけになるから大事なわけで。
でも、
まさか今まで当たり前だった
- 箸で食べること
- 日本語しか話さないこと
に疑問を持てたよ、タンザニアで。
また明日。